提案便り2021/7
みなさん、こんにちは。今月は本社が担当させて頂きます。
暑い日が増えてきて熱中症予防のため冷房は欠かせないですが、外気温との温度差がありすぎると
体温調節が上手にできずに自立神経が正常に働かなくなってしまう冷房病にも注意が必要です。
体調を崩さないように注意していきましょう。
さて、コンビニやスーパーに陳列された食品パッケージが、昔に比べてカラフルになったなと
感じることはありませんでしょうか??
食欲を増進する色(赤・橙・黄などの暖色系)や、
素材の色(チョコレート=茶、お茶=緑)が多く使われてきましたが、
近年はタブーとされていた青を使ったパッケージが多く出てきています。
青は、自然界からもたらされる食料が少なく、「食欲減退」「冷たい」などのイメージで長らくタブーでした。
ですが、青を使用すると目立つ、暖色系の反対色の効果で引き立つ、「神秘的」「品がある」「高貴」と
いったイメージがある、をメリットと捉え採用が多くなっているようです。
成功例としては、パスタソース「青の洞窟」があります。
他の商品との差別化を明確にし強い登場感を持たせるべく、
地中海の深遠なブルーを表現する青を選定。
ブランドを確立し特に女性からは絶大な評価を受けています。
また、ヨーグルトのパッケージは白が一般的であるが、赤を使ったのが「R-1」です。
生命力・躍動感を想像させるイメージ、店頭に陳列した際に目立つことを考え成功しました。
※上記の2商品とも品質が良いというのは大前提です。
色は思っている以上に心理的な影響を与えています。
案内表示や注意表示、資料作成、その他諸々の配色を変えてみただけで、
改善に繋がることがあるかもしれません。
視覚の情報を上手く活用して、提案に繋げていけたらいいですね。