提案便り2022/2

 みなさん、こんにちは。2月の提案便りを担当させていただきます広島事業所の幾田と申します。
 オミクロン株の影響で世間は、また逆戻りですが2月4日からは冬季北京オリンピックも
 開催されますし、日本勢のメダルラッシュに期待しましょう。

 さて、今回は2月なので日本の伝統行事「節分」と「豆まき」についてお話いたします。

 ≪節分の意味は季節の分かれ目
 昔は立夏、立秋、立冬の前日も分かれ目の節分と言われ、現在では立春の前日のみが節分と
 言われております。その理由が春は1年の始まりとされ、特に大切にされたことで冬と春を分ける日だけを
 節分と呼ぶことになったそうです。

 節分は一緒に豆まきもおこないますが、豆まきには邪を払い福と春を呼び込むことと言われ、
 季節の変わり目に起こりがちな病気や災害を鬼に見立て、それは追い払う儀式です。
 節分の豆まきが行われるようになったは、遥か昔、室町時代頃といわれ、
 当事は豆ではなくお米をまいたとされており、その習慣が現代でも続いています。

 ≪豆まきは中国からの風習
 豆まきは中国から伝わったものとされています。豆は「魔滅(まめ)」に通じ、無病息災を祈る意味があります。
 昔、京都の鞍馬に鬼が出たとき、毘沙門天のお告げによって大豆を鬼の目に投げつけたところ、
 鬼を退治できたという話が残っており、「魔の目(魔目=まめ)」に豆を投げつけて「魔を滅する(魔滅=まめ)
 に通じるということです。

 豆まきは一般的に、一家の主人、またはその年の干支生まれの人が豆をまくものとされているそうですが、
 最近では家族全員で、というところも多いようです。お子様がいる家庭は一緒にやりますよね。
 自分の数え年の数だけ豆を食べると病気にならず健康でいられると言われています。
 ただ、そんなに食べられないという場合は代わりに「福茶」という、豆を吉数の3粒だけ
 入れて飲む縁起の良いお茶があるみたいです。是非お試しあれ。

 何気ない風習も調べることに対して知識がつきます。改善も一緒で改善する場所や物に対して
 奥深く調べた結果、より良い改善方法に結び付けるように取り組んでいきましょう。

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